生きるの辛い?わかる。「二丁目の魁カミングアウト」ってゲイアイドル、会いに行ってみない?
僕今年の初めに8年付き合ってた彼女にふられたんですよ。
おい。その話何度目だよって言うのやめろ。笑
コレ、一応はてなブログの読者様に向けた地下アイドルのススメなのだ。
前回の眉村ちあきの話も「今更かよ」ってヲタクに言われたけども、
世間様にとっては今更もクソもないのだ。
だから僕のフラれた話も初見の方が多いのだ。多分。
えーーまじでーーー?とか言っておいて。お願い。
まぁ今ではこの通り元気なんですけども、
4ヶ月くらい引きこもってたんですよ。仕事もライブも行かないで。
あ、嘘。今でも目が覚めた時に絶望的な将来の見えなさで苦しくなります、時々ね。
で、こんな動画に出会ったんですよ。
ミキティーさん、会いたいなと。
今社会的にLGBT問題が色々と議論されてるんですけども、僕はクソくらえだと思ってるんですよね。
アメリカに住んでた頃、あの国はモラル大国なので表面上は割と皆普通に接してくれた、もしくは接しようとしてくれてたんですけども、わかっちゃうんですよね。日本人って、見下されたり、差別されたりしてるのが。内面で。
表面的に、モラル的に、LGBT問題を取り上げて「差別は辞めましょう」みたいな風潮が流布されたとしても、そういった悩みを抱えている人の根本的な要因まで理解できるわけではないと、僕は思うのです。
LGBTに限らずですけどもね。
人ってそれぞれ色々抱えてると思うんですよ。他人からみたらどうでも良いような事でも、当人にしてみたら絶望の淵に立たされているくらい重大だったり。
年齢、性別、経験、その他の要因も大きいでしょうけども。
だから僕がこの動画を観て、「ミキティーのキモチわかるわー」なんて事は思わない。
わかるわけ無いじゃん。僕に。
でもこれだけは言える。
この人はこんなにも重たいものを背負いながらも信念曲げないで真っ直ぐに生きているんだな。
って。
カッコいいなって。
ウサギと賽子さん -usagi to Saikosan-(music video)/ 二丁目の魁カミングアウト
僕は普段、Shoegazerがなんちゃらとか、アノラックがどうのとか、音楽のジャンルの趣向には少しウルサ目のところはあるし、J-POPはあまり聴かないんだけど
ミキティー本物さんの書く歌詞には、そんな屁理屈ねじ伏せて、ドスンと心に直撃するだけの真剣さと正直さと赤裸々さがある。だから僕も丸裸にされてしまう。
気がついたらボロボロ泣いていた。
キレイごとや想像だけでこういう歌詞がかける天才も居ることを僕も知ってる。
けれども彼のように、自分のコンプレクスを包み隠さずに歌詞にすること自体、とても勇気のいることなんじゃないかな、と僕は思う。Blogですら僕は書ききれてないのだから。
僕が彼らのステージを初めてみたのは2年くらい前。
まだ「二丁ハロ」って名前だった頃は、もう少し「オモシロアイドル」要素が強かった気がする。けれどもその頃から歌とステージは真剣そのものだった。少なくとも僕はそう思った。
マイノリティーサイレン【LIVE】 / 二丁ハロ
僕はThere There Theres の専ヲタだから、他のアイドルの単独に行くことはまずない。
けれどもいい歳して、恥ずかしいし情けない話、ここ数ヶ月は自宅で彼らの嘘のない歌に何度も鼓舞され、励まされた。
伝えたいなと。ミキティーさんに「ありがとう」って
で、一昨日行ってきたんですよ、会いに。
頭の中で伝えたいこと、数秒で済ませられるように整理して…自分の番!
きまるくん「ゆうくん!!!!ひさしぶりじゃん!」
ぺいにゃむさん「髪型変わった?ねぇねぇ変わった??」
みんな「ねぇねぇゼアゼアは?行ってないの?」
「朝ライブどう?楽しかった?」
まてまてまてぃ!!!!!!
情報多いんじゃぁぁぁぁぁ!!
聖徳太子かよ。
「いや違うんですよ!今日伝えたいことあって。実は僕、彼女振られちゃって」
「お時間デーーーース」
え。。。なに?僕フラれた報告しにいったんだっけ?
ということでリベンジ。昨日も行ってきた。
ミキティさんとツーショ撮れたしなんとなく伝えられたかな?不安だけど。だってセトリで上記二曲やったんだもん。テンション上がりすぎてて。
・・・と思ってこのBlog書いてます。
というか最初からミキちゃんが、「で?どうしたのフラレちゃってから」って話ふってくれた、本当優しいし嬉しかった。
学校辛い?仕事大変?仲間と上手く行ってない?
わかる。
二丁魁会いにいってみ?
「傷の数だけ強くなんてなってない」と彼らは歌う。
僕もそう思う。
けれども、彼らは、傷の数だけ人を受け入れるだけの優しさを持っている。
イケメンだから、歌が好きだから、ゲイを観てみたい?
なんでも良いよ、会いに行ってごらん。
絶対笑顔で帰れるから。
ではでは。