中2 + 高1 + おっさんでゆく!『アキバ探検隊』Vol.1
いやぁ。Blogにするつもりなかったんで、もっと写真撮っておけば良かったなと後悔してます。どもです。
前にアキバでちょこっとお店をやっていたことがあって結構知り合いは多いんですよね。「アキバに行けば誰か居る」からか「誰か居るからアキバ行く」のかわからんですけど、暇だとつい行ってしまうんですよ、秋葉原。まぁ家から10分くらいなので。
で、二週間くらい前も本当になんの用事もなく居たんですけども、知り合いのお店で無駄話してたら可愛らしい3人の少年がいたんで話しかけたんですね。
まぁ趣味ってのは面白いもんで、親子くらい離れていても話題は全然尽きないんで気がついたら一時間くらい話してたんですけども、時間も夕方6時くらいだったし、アキバ初の子が一人居たので「今度ゆっくり案内するよ」という社交辞令的な感じでお開きだったんですよね、LINE一応交換して。
マジで行くんかよ!!!笑
ってことで実際その日はダメになってしまったんですけど、この前の日曜日!行ってきました。ここで登場人物紹介。
左から
はやと:中2。でかい。しょーもないイタズラ思いつく。悪ガキ。柔道初段。吹奏楽部。かわいい
イーサン:高1。元吹奏楽部。現陸上部。唯一スマホ持ち。あまり先輩待遇されてない。アニメ好き。吹奏楽部部長をフッたことがある。クソ勿体無い。かわいい
山P:中2。ちっこい。イケメン。親の影響でかなりアニメ詳しい。LINEで告白してきた女の子をフッたことがある。クソ勿体無い。かわいい
僕:おっさん。かわいい
ということで、女の子にはあまり興味ないけど、メイド喫茶は行ってみたい!らしいので僕のおごりでオススメのお店へ。
嘘だ、って思われるかもですけど、僕メイド喫茶嫌いなんですよ、マジで。冷静に考えてくださいよ。見たこともない素人の女の子がメイド服着てるってだけで一時間チャージとか言って900円くらい取られた上に、食事は全部電子レンジのくせに1000円くらいするし、かと言ってなんか頼まないと別に話せるわけでもなし。最近じゃ需要過多のせいでメイドという名のギャルばかりだし。アキバ一切かんけーねぇ。チャージって一体なんのサービスに対してだよ。マジで。放置プレイのか?なめんな。そんな店舗がほとんど。興味半分でもメイド喫茶なんて行かないほうがいいです、本当に。
けれどもアキバに籍を置く以上、遊びに来た友達はみんな「メイド喫茶連れてけ」っていうんですよ。おかげで詳しくなってしまったけど、僕がオススメできるのは数店のみ。なかでもHoneyHoney(通称ハニハニ)は格別。本当に。
ハニハニの素晴らしい所
・チャージなんてものはない。
・時間制限も基本ない。
・Wi-Fi完備。
・男性コックさんが作る元パティシエ考案のメニューは普通に全部美味い。
・料理の値段が500~800円程度と良心的。
・チェキ、グッズなど女の子をエサにした商売がない。
・ビラ配りでメイドが客を引っ張る行為を一切していない。
・手が空いているメイドさんがかなりフランクに話しかけてくる。
・「萌え萌えキュン」みたいな変な儀式がない。
という、言い換えれば普通に料理の美味い店の店員さんがメイド服着てて家庭的なお店。
あとお酒も結構豊富なので酒カスにもオススメ。
ということで、この日も四人で食べてジュース飲んでメイドさん達としょーもない話して合計4000円ちょっとでした。ハニハニ最高。他店舗なら倍はカルク行ってますね。僕はお店持ってた時に友達やお客さん連れて毎週末通ってましたけど評判はすこぶる良かったです。
さて、ハニハニを出てどーしよっか?って話してるうちになんとなく神田明神へ。
https://www.kandamyoujin.or.jp/
びっくりしたんだけど、昔は参拝客も2~3人って感じだったのに結構賑わってる事。
とにかくアニメのコラボが凄い。ラブライブ!は登場人物の東條希が巫女のバイトをしている場所ってことで一応聖地ではあるのだけれど、ソードアート・オンラインのTシャツとか全然神田明神関係ないグッズまで、幅広く売っているのは驚いた。まぁ賛否両論あるだろうけども、神社といえど人が来てくれてナンボですからね。良いと思います。
で、ふと思い出したんだけど神田明神の近くでエアガンを試射できるシューティングレンジがあるんで、行ってみる?って話したら「サバゲやってみたかった!」ってみんなの返答。まぁ男の子だよね!その店舗は覗いて終わりだったんだけど、関連でカミカゼスタイルへ。
一階部分はアキバ風のバカTやら萌えTがメインなのだけれども
二階は割と本格的なサープラス商品が並んでます。
少年達が目を輝かせて「これなんですか?」の質問に答えてったりして楽しかった。一応ミリタリー系雑誌のライターをしていたこともあり、そこそこ知識はある方なので。
カナリ店舗は広く米軍、ドイツ軍、自衛隊をほぼ網羅している。んでサバゲ向けとは言っても僕の記憶が正しければもともとはエリカクラブというWW2のドイツ軍専門店だったこともあり本場ミヒャエルヤンケのナチス親衛隊関連の商品も充実している。
「エリカ」って萌え系の女の子の名前ではなく、ドイツの軍歌「Erika Marsch」Auf der Heide blüht ein kleines Blümeleinの事です。多分。
ただこの辺はヨーロッパに持ち出すと人道的な法律によって処分、没収、処罰の対象になります。当然だけど。まぁ日本は政治的思想とあくまでファッションとしての被服の概念があまあまなので。僕は特にうるさくいうつもりもないし良いんじゃないかな?と思います。実際デザイナーを起用した当時のドイツ軍のスタイルはカッコイイですしね。というかそもそもそういう目的で作られてるので。
さて、少年たちと装備つけたりして騒いだあとは(すんませんお騒がせしました)普通にフラフラとアキバ探索へ。
途中悪ガキはやとが「ドリアンサイダー」を見つけて、みんなで購入。
めちゃくちゃ臭くて、クソまずい。
多分はやとが「ラベル剥がして誰かに嗅がせよう」みたいな提案したんで、ターゲットを探しにメイド通りへ。
メイド通りってのは「AKIBAカルチャーズ」隣にある通りの通称で、恐ろしい数のメイドさんたちがビラ配りをしているというこの世の終わりみたいな場所。一時期さわがれていたJKビジネスの温床と言われたのもこの辺。今は健全とは言われているけど実際全く健全じゃない。そのへんは今度また。
とは言え、いわゆる仕事中のメイドさんにダラダラと話しかける「無銭がっつき」は僕は好きじゃないのでふらふら歩いていると「お店来てー」とビラを渡されそうになったので、「すんません、中学生いるので」とやんわり断ろうとしたら
「マジで?何年生?」と向こうから食いついてきたので
は「中2です」
山「中2です」
イ「高1です」
僕「高校3ね、」
メイド「お前は黙っとけ」
僕ら(・・・・こいつ、出来る!!)
なぜかメイドさんの方から仕事そっちのけで中高生にがっつく流れに。まぁかわいいもんな。わかるわかる。イーサンなんか唯一スマホ持ちだったから無理やりTwitterの個人垢フォローさせられてたし。わかるわかる。
僕(おい、はやと、わかってるな)
そっとドリアンを取り出すはやと
「ちょっとこれ嗅いでみて」
メ「え?うげぇぇえええええ!!」
はやと「逃げろーーーーーーーーー!!」
なんでだよ、と思いつつアキバを中高生+おっさんが猛ダッシュ。めちゃくちゃゲラゲラ笑った。
んでイーサンがなんとなくTwitterチェックしたら
いいヤツだなwwww
みんなで今度はちゃんとお店行ってあげような!(もちろん僕のおごりだろうけど)って話してまためちゃくちゃ笑って楽しかったな。
んでこのあとみんなで1000円ガチャして、全く要らないものゲットしたりして
まぁそれはそれで楽しかったんだけど、6時には返さないとイケないんで最後はアキバカルチャーズのレンタルボックスへ。
レンタルボックスっていうのは大体月額3000~くらいから一般人がレンタル出来る30CM四方くらいのショーケースを並べているショップのことで、ヲタクどもが思い思いの商品を陳列していて面白い。値段設定も個人のいい値なのでマチマチだし、運がよければお目当てが格安で手に入る。
商品を見ながら歩くのは本当楽しい。意外にも山Pがジョジョ好きってのが発覚したりして。
「山P、何部好き?」
山「二部っすね!スタンドってなんかなんでもアリじゃないですか」
「わかってんなー!二部って純粋に力と知恵のぶつかり合いってとこが良いよな!」
山「そうそうそう!!!!」
という世代を超えた会話できたりね。楽しい。
と、この辺で5時過ぎたので、駅まで送ることに。
こんな感じで少年たちとアキバ紹介するBlog、面白いかな?って今思いついたので無計画だったんですけど、彼らは茨城から来てるのであまり来れないけど、絶対次も遊ぼうって約束したので「アキバ探検隊」Vol.2あります。今度はいっぱい写真撮るね。
ではでは!