日曜日の朝だしバブルガムポップでもいかが?
おはようございます。
昔は目覚まし二個でも怪しかったのに、いつの間にか体内にオプション装備されたAWS(オートマティック・ウェイクアップ・システム)で、朝の6時くらいに勝手に目が覚めます。ええ、老化をカッコよく言ってみただけです。
さて、今日は小柳トムの話です、嘘です。バブルガムポップってあまり耳にしない言葉だと思うんですけども、要は子供向けのロックです。って言われると範囲広い気がすると思うんですけども、定義も結構曖昧な気がしますし、場合によっては小馬鹿にする言葉でもあります。まぁ僕は好きなんですけども。
で、元祖というか元ネタはこの辺りだと思うんですけども
1910フルーツガム・カンパニー/サイモン・セッズ
60年代にソフトロックの流れでこんな感じの曲が結構あったんですね。モンキーズなんかもバブルガムロックって言われてます。多分名前からして彼らがルーツでしょう。
で、当時は本当に子供向けっぽかったんですけども
The Salt Water Taffy - Finders Keepers
細々とその路線を突き抜けてる人々がいるんですね。子供向けではなくて。
Kick-Ass OST - 07 - The Dickies - Banana Splits
www.youtube.comクロエ・モレッツがアホみたいに可愛かった「Kick Ass」の挿入歌なんですけども、この曲、Banana Splitsっていうタイトルは実は間違いで、正しくはThe Banana Splits Adventure Hourという60年代の子供番組の主題歌「The Tra La La Song」が正解。
まぁ3年しかやってなかった番組だし、本家アメリカの人も覚えてないような話なんで仕方ないですけども、めちゃくちゃ関係ない余談ですが
日本の女の子向けブランド「LIZ LISA」のローティーン向け妹ブランド「TRALALA 」が、この辺ちゃんと理解してネーミングしてたって凄くないですか?
さて、現代のバブルガムロックで絶対に外せないのが
The Apples In Stereo - Signal In The Sky
ジ・アップルズ・イン・ステレオです。この曲はCorneliusも参加したパワパフガールズのコンピレーションに寄せられた楽曲なんですが、実は彼ら生粋のレコードコレクターでもあり、バラエティに富んでてめちゃくちゃいいバンドなんですけどあまり知名度がないのが残念です。
The Apples in stereo "Energy"
最初の一曲でお気づきだと思うんですけど、顔と声のギャップ凄いよね。
せっかくなんでパワパフからバブルガムロックをもう一曲、
The Powerpuff Girls - Love Makes The World Go Round
www.youtube.com3人が歌ってるんですけど、これめちゃくちゃ可愛い。
で、僕イチオシなんですけどもマジで誰も知らないという「フロムバブルガムトゥスカイ」
From Bubblegum To Sky - Hello Hello Hi
テキサス出身、日本で幼少期を過ごしたマリオ・イシイ・ヘルナンデスによるソロバンドなんですけども、日本のポップスにも影響を受けていて
From Bubblegum To Sky - "Even The Sunbeams"
僕はめちゃくちゃ好き。声もどストライク。
はい、出ました。顔と声のギャップ凄すぎ候補二人目。バブルガム界のルールなの?
ということで、極めると結構おもしろいジャンルのバブルガムポップでした。
最後にこのジャンルは拡大解釈もされているので一曲、
Heartsrevolution - Kishi Kaisei
New Yorkのドリーム・エレクトロニカポップなんですけども、子供向けの皮を被ったDOPEなサウンドです。ダメなやつね。
それな!!!
ではでは