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音楽、IT、サブカル、アイドル、その他思いつくまま好きなものだけ共有したい、ルサンチマンの雑記です。

CD踏みつけ男の炎上に見る間違いを指摘することと正義は違う論

どうもです。

ストリートミュージシャンである小出美里さんのCDを購入後、足で踏み潰すという動画がSNSに投稿され炎上しました。

 

www.youtube.com

踏みつけた男性の言い分は

路上ライブが禁止されているエリアでライブを行っていることに対しての抗議だそうです。

 

皆さんはどう思いますか?

 

僕はそもそも「物申す系」が嫌いです。

正しくないことを「正しくない」と批判するのは幼稚園児でも出来ます。他人の不正にケチを付けて時には過激な行動や発言をすることを「正義」と取り違えてるんじゃないですか。それはただ単に、正しいことをしているという気持ちよさに酔った行為なんじゃないかと思うのですよ。

 

僕は「正義」とは、正しいことを身をもって実践する事だと思うのです。ゴミ拾いでも人助けでもなんでもいい。そこには根本的に「思いやり」があるべきだと思うのです。

 

この男性は「正義」の名のもとに正義とは真逆の行為をしていると僕は思う。

 

そもそも

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こんな可愛い女の子を悲しませる行為が正義なわけねーーーだろうがオイ!!!!

 

 

やべ、ドルヲタ成分が少し出てしまった。デュフフwww

 

 

最後に夏目漱石草枕置いときます。ではでは。

 

世の中にはしつこい、毒々しい、こせこせした、その上ずうずうしい、いやな奴で埋まっている。
元来何しに世の中へ面を曝しているんだか、解しかねる奴さえいる。しかもそんな面に限って大きいもんだ。浮世の風にあたる面積の多いのを以て、さも名誉の如く心得ている。五年も十年も人の臀(しり)に探偵をつけて、人のひる屁の勘定をして、それが人生だと思っている。そうして人の前へ出て来て、お前は屁をいくつ、ひった、いくつ、ひったと頼みもせぬ事を数える。前へ出て云(い)うなら、それも参考にして、やらんでもないが、後ろの方から、御前は屁をいくつ、ひった、いくつ、ひったと云う。うるさいと云えば 猶々(なおなお)云う。よせと云えば、益々云う。分かったと云っても、屁をいくつ、ひった、ひったと云う。そうしてそれが処世の方針だと云う。方針は人々勝手である。只ひったひったと云わずに黙って方針を立てるがいい。人の邪魔になる方針は差し控えるのが礼儀だ。邪魔にならなければ方針が立たぬと云うなら、こっちも屁をひるのを以て、こっちの方針とするばかりだ、そうなったら日本も運の尽きだろう