ワンオクロックは何故昔のほうが良かったと言われてしまうのか~EMOとその後
どうもアイドルヲタクです。
この前推しのアイドルのママンと喫煙所でこんな話になったのでBlogにしてみました。
そんなん好き嫌いじゃん?って言われればそれまでなんですけどね。
なんかこう、語りたいじゃないですか。ヲタクって。
ONE OK ROCK 「完全感覚Dreamer」
もう、演奏も楽曲も申し分なくカッコいいんですけど、
僕の記憶だと2010年前後って、邦楽ロック、特にEMOが爆発した時期で、
[PICTURES] Pay money To my Pain
We're not alone - Coldrain
SiM - KiLLiNG ME (OFFICIAL VIDEO)
ね、豊作でしょ。
そんなん知ってるよって、言われそうですけども。でもひょっとしたら今の10代のライブキッズって知らないんですよね、この辺。あーこわい。バンプ・オブ・チキンはおじさんバンド。フォーリミが青春って言ってそう。
あ、完全に言ってるわ。
コマチさん可愛いよね。
なんだっけ?
そうそう。EMOロック。
そもそも海外で出始めた頃はグランジのエモい版のような扱いだったんですけども、メロスピやパンク、スクリーム、エレクトロニカ等と融合してものすごい流行と発展を遂げるんですけども、
一つに過激になりすぎて、主なリスナーである中高生に悪影響を与えるという社会的批判と、もう一つに完全に中高生にターゲットを絞りすぎて、ポップになりすぎてしまった、ということで、2007年頃をピークに一気に人気がなくなってしまいます。
で、もう結論から言ってしまうと、先に上げた日本の4曲はそのポップになる前の骨太なEMOロックを演っているのに対し、今のワンオクは、ポップになってしまったEMOロックを何故か今、いやハッキリ言うと今更演っているからだと思うんですよね。
じゃ、中高生をターゲットにした海外のPOPなEMOってなんなの?って言うと
The Academy Is...: About A Girl [OFFICIAL VIDEO]
www.youtube.comこれが2009年
そしてこれが2017年のワンオク。
ONE OK ROCK: American Girls [OFFICIAL VIDEO]
一緒じゃん!!!!
わかりますかね?なんかこう、好き嫌いとかの話ではなくて、
自営業の中年が少し時間空いたから近所のマクドナルドのバイトやってみたら、周り高校生しか居なかった、
みたいな感覚。
もう一つ言うのであれば、2010年に入る前に、エモポップバンドはとっととEMOに見切りつけて違う音楽やりだしてるんですよね。だからその辺も知っている人ならば、ワンオク、なんで今更?って思うのかもしれないです。
この辺もめちゃ面白いんですけども、僕がめちゃくちゃ笑ったのが
Panic! At The Disco: I Write Sins Not Tragedies [OFFICIAL VIDEO]
で、彼らがこうなる。
Panic! At The Disco: Death Of A Bachelor [OFFICIAL VIDEO]
いや、いい曲だけども!!!!!
どの層狙ってんだよ。シナトラか?アンディ・ウイリアムスか?
個人的にカッコいいなと思ったのが、ガールズエモの代表格だったパラモアが
Paramore: That's What You Get [OFFICIAL VIDEO]
こんな感じで80Sポップをやりだしたこと。
Paramore: Hard Times [OFFICIAL VIDEO]
良いですよね、これ。