Life SUCKS but It's FUN

音楽、IT、サブカル、アイドル、その他思いつくまま好きなものだけ共有したい、ルサンチマンの雑記です。

『ヒズミ』と『塞翁が馬』

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こんにちは

みなさんは「塞翁が馬」という言葉をご存知でしょうか。

万が一ご存知ない方のために簡単に物語を説明いたしますね。

 

塞翁が馬

昔、中国のあるところに「塞翁」というおじいさんが住んでいました。

ある日おじいさんの馬が突然逃げてしまい、近所の人々が気の毒に思いお見舞いに上がるとおじいさんは

「よきかな、よきかな」

と言い、平然としていたわけですが、

数カ月後に逃げた馬が、家族を作っておじいさんの元へ戻ってきたわけです。

 

そしてまたある日のこと、おじいさんの息子が馬に乗っていると、落馬して足を折ってしまいます。近所の人々はまたも気の毒に思いお見舞いに上がるとおじいさんは

「よきかな、よきかな」

と言い、またも平然としていた訳です。

すると、その地方で大きな戦争が起こり、村の若者は皆、戦争に駆り出されたわけですが、おじいさんの息子だけは骨折のため、徴兵を逃れた。

 

といったようなお話。

あ。

「よきかな、よきかな」っていうのはさっき僕が思いつきました

なんかイイじゃん。っぽくて。

 

この話が転じて、人生の幸不幸や吉凶は変転するものであり、不幸だからといって、その時だけの杞憂かもしれないよ、といった感じで「塞翁が馬」とか「人間万事塞翁が馬」とか言われたりします。人間は「にんげん」ではなくて「じんかん」と読みます。

つまり、人と人との間に起こりうる事象、ってことですね。

 

人生長く生きていると、こういう事って結構身を持って体感したりするものです。

今年に入ってから職場にアルバイトに来ている大学生でれんくんって子が居て、教師を目指していて、真面目で、優しくて、イケメンという、めちゃくちゃドタイプなのでものすごく仲がいいんですけども、

数日前に「実は自分、子供の頃から兄弟のなかでも出来が悪いせいで父親に嫌われていて、今は母親と二人暮らしなんですけど、今でもコンプレックスなんです」

という話をされて、まぁ、なんて答えて良いかわからなかったんですけども、

 

「でもね、それがあったから真面目に勉強して教師を目指そうという今の君が居るのかも知れないし、そういう真面目で優しいれんくんだからこそ、可愛い彼女も君に魅力を感じたのかも知れないよね。君はもっと胸を張っていいと思うよ。」

 

というお話をしたので、こんなブログを書いています。

彼女の顔しらんけどね。

 

 

 「ヒズミ」という曲について

閑話休題

僕はアイドルヲタクなのですが、僕の推しが以前所属していたグループの曲で「ヒズミ」という楽曲があります。

  

 

ツイートでもしょっちゅう言っていたのですが僕はライブでこの曲、涙なしでは観られないのですよね。

 

僕の推しMeちゃんこと、ミコトさんは、中学、高校でイジメを受けた経験があって、高校時代、アイドルであることがバレると余計にいじめられ、それでも学校は休まずに保健室で勉強をし、無事大学に合格し、アイドルも勉強もいまでも頑張っている子です。

 

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@exHMDS_Mikoto

 

その「ヒズミ」という楽曲の中に

 

「歪んでいい、歪んでいい、普通には目もくれず」

 

というMeちゃんのパートがあるんですけれど、どこか、自分が普通の女子学生ではなかったと(恐らく)思っているであろう、彼女のライブのパフォーマンスでは、多少音程が外れるくらい、そのパートだけ力強く熱唱するんですね。

 

僕はいつもそこでボロボロと泣いてしまうんですよ。

ただ、勘違いしてほしくないのですが、僕はそれを気の毒だとか思って涙した事は一度もなく。ただひたすらに尊くも美しいと。涙してしまうんです。

不謹慎ですかね?

 

人生が本当に塞翁の馬のように、どんな不幸も「幸せ」に転ずるのであれば、さぞ、素晴らしいでしょう。

 

彼女の抱えた「不幸」がどれほどのものであったかは、僕は知る由もないし、その不幸が今、彼女にとってどのように「幸せ」に転じているかなんて、僕には計り知れない。

 

けれども、彼女の背負ってきたものを全力で載せた、たった一行のリリックに、大きく人の心を揺り動かす「なにか」がそこにあったことは事実だ。と僕は思うのです。

そうして自分の弱さを強さに変えて吐き出している彼女を、僕は尊くも美しいと思い、涙してしまうのです。

 

僕は切に、彼女の不遇がいずれ、広大な平原を駆け巡る塞翁の馬のように、希望と幸せに満ちたものになればいいなと。心からそう思っているし、

 

今こうしてコロナの影響で不遇や先行きの不安を抱えている、あわよくばここまで読んでくださった皆様の近い未来も、幸せに溢れることを願っています。

 

 

2020年3月末日。

 

 

HAMIDASYSTEM - ヒズミ (Official Live Video)

www.youtube.com

 

 

ガチ恋否定派による「アイドルガチ恋」のススメ

 

人生真面目に生きてきた男のほうが、目に見えてわかるハニートラップに引っかかりやすいものである。

 

会社の同僚で、真面目でいいヤツが居たんですけども、初めてキャバクラ連れて行ってもらった翌日

 

「たまたま付いた女の子が真面目で清楚で本当に好きになってしまった!また行きたい!」

 

とか抜かしやがったので胸ぐら掴んで

「なんだよ?清楚なキャバ嬢って。お前今『安全な核爆弾』くらい矛盾したこと言ってんだぞ、目を覚ませ!!!」

っつて往復ビンタかましてやりました。

 

まぁ僕みたいに冴えない男を何十年もやっているとこじらせているので、これくらいの防衛本能が働くからそもそもキャバクラなんか行かないし興味もないし、世の中斜めに見すぎてるとこはあるので、ハニートラップ回避能力は相当高い、まじで。

 

だからコンカフェなんかも本当は好きじゃない。

「ご主人さま~また会いに来て~」とか言われても、そういうのイイからつって財布だけおいていこうかなとか思っちゃう。

 

そもそもナードな人種なんて小中高といろいろ搾取され続けてきてるんだから、人一倍疑り深い。もうずっと光の世界を斜めに観てきている。一般の人は混同するけど、攻撃本能よりも防衛本能が先に働くアキバのアニメヲタクは、まずメイド喫茶なんか行かない。わざわざまた搾取されに行くのなんか勘弁してくれ、二次元は絶対に裏切らないつって。メイド喫茶にいるのはメイドヲタクか、なんとかなるかも?って思っている一般人だ。

 

そんなこんなでサブカルに足を突っ込んでたどり着いた先が地下アイドルなんだけど、僕が初めて推したレーレというアイドルはその点素晴らしかった。

全然釣ってこないのである。

ドライブ中にミグマシェルター聴くとめちゃ気持ちいいよ、って言っても

「いつかレーレもやってみたい」と100点の返事をくれるのだ。

これが「えー!隣に乗りたいー」とかだったら財布だけおいて帰っちゃう。世の中大抵、財布おいて帰ればなんとかなる。

 

こんなんだから釣ってくるアイドルは全然信用してなかった。まぁそんな何人もチェキ撮っていないのだけれども。

 

ガチ恋否定派って書いたけれども、別に否定はするつもりではないです。人の人生否定して生きる程くだらない選択肢はないと思ってるので。人を下に見て自分が上に立つことで保てるプライド?そんなんイラン。自分一歩も動いてないやん。

 

ただ、僕とアイドルはずっとそういう立ち位置だったから「ガチ恋」というのがどういう心理なのかわからなかったのだ。

若くてイケメンならまだしも、僕らみたいな冴えないおっさんが少女に恋をして、一体どこにたどり着くというのか?捨て身の攻撃にしては難攻不落すぎだろ。お前ら家に鏡ないだろ。僕は家にあるからやらん。無理。

 

 

・・・・とか思っていたんだけど。

 

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する!!!!!

わーーーーい!!!!!

隣のる????

 

 

いやまて、待て。落ち着け。僕の話を聴いてくれ。いや、オレが落ち着け。

 

 

僕は親以外には アイドルヲタクを公言しているので、最初に書いたようなことを、今は言われる立場にある。「目を覚ませ」って。

 

前にブログに書いたけど、僕の古い友達が、不器用、人見知り、自己否定、ステージだけが自分の居場所、みたいなアイドルだったのでそれでも頑張っているアイドルさんは自然と応援したくなってしまう。今の推しのMeちゃんとも、そういう出会いだった。

 

www.jetsetloo.com

 

応援したいと思って、ライブに出向いたのだけれど、チェキの時にちょっと僕はびっくりしてしまった。

 

Meちゃんめちゃくちゃ釣ってくる!!

 

僕は本当の自分の考えをブログで伝えたいので嘘なく話そうと思うのだけれども、正直釣りアイドルは苦手意識あったので、ちょっと困惑してしまったのだ。彼女のことはまだ良く知らない。けれども、人見知りな女の子が取る行動じゃない気がしたのだ。勘違いだったのか・・・・?

 

この辺はむしろ一般の方のほうが賛同してもらえるかもしれない。

 

けれども

 

 

けれども!!

 

この歳になっても人間学ぶことが多いなと思ったのだけれども、Meちゃんのママと話をしていて、彼女の一言で、僕はなんて自分が捻くれた人間なんだろうと。

 

反省したのだ。文字通り反省したのだ。

 

ママ「私はあの子にファンから1000円頂くということがどれだけありがたいことなのか、ちゃんと理解して、精一杯お返ししなさいって言っているのよね」

 

 

ああ、神様。

僕はなんて汚れた人間なのだろう。

ヲタクと楽しそうに話すアイドルが、始終笑顔が耐えないヲタクたちが、

全員天使に見えるんだよ、僕からしたら。

 

ひょっとしたら黒髪清楚なキャバ嬢だって僕の同僚を精一杯楽しませようとしたのかもしれない。知らないけど。

 

ママの一言でなんとなくすべてが腑に落ちてしまった。

チェキのたびに精一杯アイドルをして、僕を喜ばせようとしてくれる彼女がめちゃくちゃ健気で愛おしくなってしまったのだ。

 

 以前僕の推していたグループの朝倉みずほさんが、

「ヲタクは私に優しいけど、普段からそうなのかな?あとを付けてみたくなっちゃう」

とツイートしてたのが印象的だったので、ここからはアイドルの方にも聞いてほしい。いや読んでないか。

 

ヲタクは大抵みんなアホほど優しいし、本当にいい奴らばっかりだ。

僕はそんなヲタク達をみて、みんな幸せになってほしいなと心からいつも願っている。

だから僕から、僕がやっと見つけた「ガチ恋ヲタク」の到達点をみなさんに聞いてほしい。

 

 

 ヲタクはだいたいみんな両思いである。

 

いや、これはマジで。

 

先日オフ会が喫茶店であって、テーブルでチェキを撮ったのだけれども

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この直後に手を取ってマッサージしてきたので

「なに?」って聞いたら

マッサージするの好きなんだよねって。楽しそうに。おかげで死にかけたけど。

 

帰りの車の中でふと考えた。

アイドルにとってチェキ代はそこまで収入にならない。にも関わらず頼まれても居ないおっさんの手をニコニコしながらマッサージするなんて普通はちょっとできないことだと思う。

 

そう。彼女は彼女のファンが心から大好きなのだ。

 

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チェキを撮る時に僕はいつもなんの考えもなしに行っちゃうから、というか考えが飛んでしまうから、どーやって撮ろうか?から入るのだけれども、

Meちゃんが、自分から僕のマフラーくるくる巻いて「放課後デート」とか書きやがって死ぬかと思ったんだけど、

 

でもこれって僕がまれにブログとかで書いている願望、

「青春ポカリスエット妄想野郎」

ってことを知っていなきゃやらないことなんですよ。

 

こういう事って一度や二度じゃなくて、わりと毎回。しょっちゅうある。

そうした積み重ねが更に彼女を好きになってしまう要因でもあるし、

彼女を大好きでもっと知りたいと思うファンと同じくらい

彼女もファンを大好きでもっと知りたいって思っていることの証明の積み重ねでもあると、僕はひしひしと感じているのだ。

 

だからもう一度言わせてもらいたい。

みなさんももう一度推しとの会話を思い出して噛み締めてほしい。

 

ヲタクはだいたいみんな両思いなのである。

 

一般人になんて言われようと知るもんか。

僕らには僕らが積み重ねた僕らだけのストーリーと絆が間違いなくあるのだから。

2019年始動、個人的にライブで心震えたアイドル5選

 

 

・・・・と言っても、僕の通っている界隈が物凄く狭いのでもっと素晴らしいライブアイドルもいると思いますが、あくまでも個人の感想ですのでお許しを。

また逆にこんな凄いアイドルいるよ、っていうヲタクの皆さん、リプなりコメントなりで教えてくれたら嬉しいです。

 

まぁヲタクの皆様からしたら、何を今更的なチョイスではあると思うのですが、僕のはてなブログは一般の人へのアプローチでもあるので。許してね。

それぞれライブ映像付きでぐだぐだ語るので、よろしかったら音源とともに読んでくださったら幸いですん。

 

桐原ユリ(まんぼうちゃん)

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 いきなり今年始動じゃない人出しちゃったんですけども「今年本格始動」みたいな感じでもいいですか?いいよね。

 

実は僕、この時トイレ入ってたんですけども(超絶失礼)、突然めちゃくちゃドツボなSwing Jazz調のイントロが聞こえてきたので、チャック閉めるのもソコソコに最前に滑り込み。あとはもうひたすら笑顔で手拍子してましたね、いや、チャックは閉めろ。捕まるぞ。競馬場のオヤジかよ。

 

 はてなブログは一般の人も見に来てくれるので、普段特定の音楽ジャンルとそれに準ずるアイドルについて書いたり書かなかったりしてるんですけども、ちょうどジャズのブログ書こうかなって思っていて、いやでもJAZZアイドルは居ないだろ、って思っていたところだったので、目からウロコでした。

 

まぁでも。単にジャズっぽい曲を演っているアイドル、ってだけならそこまで心震えることもないかもですけども、彼女の、動画見てもらえたらわかって頂けると思うんですけども、観客を巻き込むようなステージングに、すっかり心が踊ってしまったわけなんですよ。

めちゃくちゃ楽しそうな雰囲気伝わってきませんか?

後に眉村ちあきさんの盟友と聞いて、納得してしまったのですけども。

で、二曲目なんですけども。ジャズ系かな?と思ったらピアノの弾き語りにビートトラックがついてきて、

「ポエトリーラップじゃん!!」

と更に興奮してしまいました。実際にピアノ弾きながらのポエトリーラップって難しいと思うんですけどもね。

ライブ後、彼女に聞いてみたら

 

「ポエトリーラップってなぁに?」

 

と言われたんですけど。すぐにジャンル分けしてカテゴライズするのはジジイの悪い癖ですね。すみません。

音楽のジャンルはともかくとして、ライブってやっぱりこうだよな!って強く思いました。お決まり事に収まらない、彼女の自由な、その時、その場の空気で作り出す音楽とパフォーマンス。本当に素晴らしかったです。

あと、可愛いし。

 

RAY

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シューゲイザーに於けるヴォーカルは僕は楽器だとおもっているので、何言ってるのかわからないくらいで全然OKなんですけども、RAYがマイブラのOnly Shallowdで登場してからのMeteorはマジで脳みそが溶けるくらい心地よい。特にサビの部分での「Star」のスター(↓)アー(↑)の繰り返しが本気でDOPE。これわかってくれる人いるかな・・。

と思いきや

www.youtube.comシューゲをベースとしつつもキチンとしたアイドルソングも成り立っているのが本当に絶妙なバランスで、こういった楽曲は日本のフォーマットでしか産まれ得ないと思っている。上記二曲を含む「Blue」というファーストシングルが発売されたばかりなのでぜひ聴いてください。全部良曲だし、Rayのライブ、本当に素晴らしいです。

あと、可愛いし。

 

NILKLY

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僕ら老害は悪意なく、人に音楽性をつたえるときに「◯◯っぽい」という言葉を使ってしまう。そしてそれは単純に一つの記号として便利だから、という意味以上はないのだけれど、アーティスト側としては嫌だろうなと。

さて、皆さんはこの音楽を聴いて、何っぽいと思うだろうか?

僕はNILKLYのお披露目を見たときにエクスペリメンタル過ぎて言葉を失ったのだけれども、個人的な事情がなければ、そのままNILKLYの専ヲタにそのままなっていました、というかしばらく専ヲタでした。

エクスペリメンタルロックというのも系統が本当に実験的すぎて、まぁ、NILKLYの曲の中には明らかなインダストリアルを狙ったものもあるのだけれども、とにかく形にとらわれない。とらわれすぎない。

が、しかし。最近アイドル界隈ではもはや定番となってしまったラウドロックの中でも、彼女らの楽曲とダンスパフォーマンスは明らかに群を抜いている。と僕は勝手に思っています。マジでくっそみそにかっこよい。

 

あと、かわいいし。

 

MIGMA SHELTER

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一言で言ってもはや化け物。全員が化け物。

 

今年新メンバーを加えて始動したミシェルは個々のメンバーのパフォーマンスを目で追っていても全く隙がない。いや本当に凄い。エロかっこいい。

僕なんかは世代的に初期~くらいの悪い音がゴリゴリなっている楽曲がすきなのだけれども(動画で言えば二曲目Jointあたり)若い世代のヲタクに聞くと割と健全な一曲めのNAMEやSpider Lineが好みらしいし、それでいいのだと思う。本気で今ライブアイドル界隈で一番勢いあるのでは?

 

あと、かわいいし。

 

HAMIDASYSTEM

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ヲタクは基本的には楽しい現場に足を運びたくなる生き物だと思っているし、そりゃ趣味なんだから楽しくて何が悪いって話だし、そういう僕自身が、BELLRING少女ハートという、人が上から降ってくるような現場が最初にハマったアイドルなわけだし。

ただ、時々そのベルハーというグループが、ただただひたすら暗い楽曲のみをやり続け、観客も大人しくその世界観に浸るという「ベルハーイン・ザ・ダーク」というイベントを演っていたんですけども、一言で言うのであれば今のハミシスにはそれと似た魅力にあふれている。間違いなく。

・・・っぽいという言い方はよくねーぞ!って話をした直後にこういうのもなんだけど。

 

ハミシスは僕が今年最も心を持っていかれたユニットなのですけども、だからといって、最初に書いたとおり、ヲタクのみんなに毎回大人しく世界観に浸るライブのみ通えとはなかなか勧めづらいのは事実。

だから、時々でもよいので、ふとにぎやかなライブに疲れたときにでもふらっとハミシスの世界観に浸りに来てほしいし、そういう愛し方でも僕は構わないからぜひ一度観て欲しいアイドルユニット。

そうして眺めているうちに、実は彼女らの心の中には静かにも激情から湧き出るエモさがあることを見出してもらえたら尚、嬉しい。

先日初のフルアルバム「down」が発売されたので、サブスクでもよいからBGMとしてさらっと聴いて欲しい。危うげな少女性の中に、実は毒々しくも様々な感情が交差している、素晴らしいアルバムなので。ぜひ。

 

ということで、僕が選ぶ2019 年、新生アイドル5選でした。

 

 

ライブ観るときはチャック閉めろよな。

ではでは。

ワンオクロックは何故昔のほうが良かったと言われてしまうのか~EMOとその後

 

どうもアイドルヲタクです。

この前推しのアイドルのママンと喫煙所でこんな話になったのでBlogにしてみました。

そんなん好き嫌いじゃん?って言われればそれまでなんですけどね。

 

なんかこう、語りたいじゃないですか。ヲタクって。

 

ONE OK ROCK 「完全感覚Dreamer」

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もう、演奏も楽曲も申し分なくカッコいいんですけど、

僕の記憶だと2010年前後って、邦楽ロック、特にEMOが爆発した時期で、

 

 

 [PICTURES] Pay money To my Pain

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We're not alone - Coldrain

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SiM - KiLLiNG ME (OFFICIAL VIDEO)

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 ね、豊作でしょ。

そんなん知ってるよって、言われそうですけども。でもひょっとしたら今の10代のライブキッズって知らないんですよね、この辺。あーこわい。バンプ・オブ・チキンはおじさんバンド。フォーリミが青春って言ってそう。

 

 

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 あ、完全に言ってるわ。

 

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コマチさん可愛いよね。

 

 

なんだっけ?

そうそう。EMOロック。

そもそも海外で出始めた頃はグランジのエモい版のような扱いだったんですけども、メロスピやパンク、スクリーム、エレクトロニカ等と融合してものすごい流行と発展を遂げるんですけども、

 

一つに過激になりすぎて、主なリスナーである中高生に悪影響を与えるという社会的批判と、もう一つに完全に中高生にターゲットを絞りすぎて、ポップになりすぎてしまった、ということで、2007年頃をピークに一気に人気がなくなってしまいます。

 

で、もう結論から言ってしまうと、先に上げた日本の4曲はそのポップになる前の骨太なEMOロックを演っているのに対し、今のワンオクは、ポップになってしまったEMOロックを何故か今、いやハッキリ言うと今更演っているからだと思うんですよね。

 

じゃ、中高生をターゲットにした海外のPOPなEMOってなんなの?って言うと

 

 

The Academy Is...: About A Girl [OFFICIAL VIDEO]

www.youtube.comこれが2009年

 

 そしてこれが2017年のワンオク。

 

ONE OK ROCK: American Girls [OFFICIAL VIDEO]

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一緒じゃん!!!!

 

わかりますかね?なんかこう、好き嫌いとかの話ではなくて、

自営業の中年が少し時間空いたから近所のマクドナルドのバイトやってみたら、周り高校生しか居なかった

みたいな感覚。

 

もう一つ言うのであれば、2010年に入る前に、エモポップバンドはとっととEMOに見切りつけて違う音楽やりだしてるんですよね。だからその辺も知っている人ならば、ワンオク、なんで今更?って思うのかもしれないです。

 

この辺もめちゃ面白いんですけども、僕がめちゃくちゃ笑ったのが

 

Panic! At The Disco: I Write Sins Not Tragedies [OFFICIAL VIDEO]

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で、彼らがこうなる。

 

 

Panic! At The Disco: Death Of A Bachelor [OFFICIAL VIDEO]

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 いや、いい曲だけども!!!!!

 

どの層狙ってんだよ。シナトラか?アンディ・ウイリアムスか?

 

個人的にカッコいいなと思ったのが、ガールズエモの代表格だったパラモアが

 

Paramore: That's What You Get [OFFICIAL VIDEO]

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こんな感じで80Sポップをやりだしたこと。

 

Paramore: Hard Times [OFFICIAL VIDEO]

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良いですよね、これ。

とりあえず今回はワンオクが現在所属しているFueled By Ramenレーベル縛りでまとめてみたんですけども、興味があったらそれぞれ掘っていってみてください。
 
まぁ少し今のワンオクを悪く書いちゃったかもしれないんですけども、僕は渡米してあの層向けのあのロックを完璧に仕上げて行くって誰もが出来ることではないと思うんですよね。
 
よくワンピースも昔は面白かった、とかって言われてるじゃないですか。
でも尾田栄一郎先生はハッキリと「自分が15歳だったらこれが面白いと感じるか?」と常に自問自答して今でも漫画を描いているんだそう。
つまり、ワンピースがつまんなくなったんじゃなくて、我々が歳をとったんですよね・・・。ワンオクもそう、きっと。
 
ってことで僕が好きな邦楽EMO、一個おいておきます。
海外の流れでいうと流行する前のちょっとグランジ色強めのEMOです。
かっこいいよ。
 
ではでは!
 
 
 
Say Hello to Sunshine - Fridge (Official Music Video)

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米津玄師に観る「殴り合ってでも人と付き合っていく」という事

今の時代っていわゆる「欲」をネットで完結させることがある程度可能じゃないですか。

ある程度の承認欲求、物欲、優越、保身、攻撃、達成、解明。まぁなんでもいいですけど。

 

で、デジタルネイティブな世代ってそれに一定の居心地の良さを感じている場合が多い気がするんですよね。

 

極端な話、わざわざ面倒な人付き合いするくらいなら家でYou Tubeでも観てるほうが楽。

これはデジタルネイティブに限らず気がついたら僕らの世代でもそうなってしまっているかもしれないし、決してそれが悪いって話でもないのですけれども。人それぞれなんで。

 

さて、今でこそ一流ミュージシャンである米津玄師もそういう世代で、学生の頃にバンドを組んでみたもののウマが合わず、ニコニコ動画を活動拠点として、一人で、ネットで、成功した一人です。

 

 

ところが、彼には夢があって、ある時期にそれではイケナイなと気づくんですが、それがこのメジャー2ndシングル「MAD HEAD LOVE / ポッピンアパシー」に非常に色濃く現れているので、少しそのお話をしたい。

 

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 自分はずっと1人で作曲してきたんで、1人でいるってことがどういうことかはよくわかっているつもりでいるんです。1人でいる時間って、ものすごく寂しいんですよね。寂しくて「誰かと話をしたい」と強く思う。さらにそれだけじゃなくて、あらゆることに無関心になるし、気付けば夏から秋になっていたみたいなこともある。それがものすごくしょうもないことだなあと感じて、誰かと愛し合いたいと思うことがあったんです……この曲を作るだいぶ前の話ですけど。そうなると、どんな形でもいいから誰かと関わりたくて。その関わりっていうのは、共感し合ったり、お互いの傷をなめ合うことばかりではないんですよ。「MAD HEAD LOVE」の歌詞にも書いたように、自分の意志と相反する人間と殴り合ったり、「お前の言ってることなんて絶対に間違いだ」って言い合えるような関係って羨ましいことだなって思って。

 ~米津玄師インタビューより

 

この米津が一人で築いた巨大なインターネット上の牙城に限界を感じたのが「ポッピンアパシー」にあらわれていて

 

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 やっぱり人間が希望を持って情熱的に生きるためには、そういうふうに血みどろにならなきゃいけないんだろうなって感じたんですよね。自分は今までいろんなことに対して斜に構えて、直接的な関わりみたいなものに対して消極的になって後回しにしてきた人間なんで、真正面から向き合うことをしなかった。そういう生活をずっと続けていると、やっぱりこれは人間の生き方としてすごくいびつなことをしているって気付くんですよ。だから真正面から人と向かい合って、「お前の言ってることは間違ってる」とか「お前は悪い人間だ」とか、辛辣なまでにそういうことを言い合うのも「愛情」といっていいんじゃないかって思ったんですね~中略~「他人からどう見られるんだろう」とか「こう思われるかもしれないからこういうことは言わないようにしよう」みたいな打算って、自意識を持ってる人間なら誰しもあると思うんです。でもそれがほとんどない人間って、すごく美しいと思う。何の屈託もなく笑ったり怒ったり泣いたりできる人間って、素晴らしいんですよね。そういう自分の中の理想が反映されているのが「MAD HEAD LOVE」だという。

 

この殴り合ってでも人と関わって生きて行きたい、と感じているのが「MAD HEAD LOVE」に表れている。

 

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なにか夢をもって生きていこうとしている人付き合いが苦手なデジタルネイティブ世代の人たちに、また気がついたら便利なネットの海で溺れてしまっている僕らの世代に、何かしらのヒントになればな、って話です。

 

さ、You Tubeでもみてこよっと。

 

ではでは。

él Recordsと渋谷系?アイドルのお話

 

どうもドルヲタです。

先日アイドルヲタク仲間とのツイッターでのやりとりでél Recordsの話でちょっと盛り上がってしまったので懐かしいなーと思いつつ、車の中でライブラリ漁って聴いてたら、やっぱり心地よかったので今回はこんなBlogです。まぁほぼヲタ友のへんちゃん向けの私信なんですけども。

 

él Recordsはかなり個性強めかつ後の渋谷系と言われる音楽に多大な影響をあたえた1980年代ロンドン発祥のフランスインスパイアのインディーレーベルなんですが

 

僕のBlogのドメイン「JETSET」の由来は実はエルの「モノクローム・セット」のこの曲からです。マドンナ、マイケル・ジャクソンよりも、こういうレコード買い漁ってました。

 

エルレーベルのアーティスト達

 

The Monochrome Set - Jet Set Junta (Official Video 1983)

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 レーベルがcherry redとなっていますけど売上が全く上がらなかったエルが傘下に入ったためで、モノクロはエルのアーティストです。とにかく僕はモノクロ大好きでめちゃくちゃカッコいいと思ってるんですけどどうでしょ?

 

The Monochrome Set - The Ruling Class

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この曲をラテン風にカヴァーした同じくエルのアンソニーアドバース版もめちゃよくて。

 

Anthony Adverse - The ruling class

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とにかくもう片っ端から買い漁ってましたね、エル。

ちょっとこの感じから渋谷系のイメージは直結しないと思いますんで、それっぽいエルのアーティスト並べてみましょう。

 

MARDEN HILL Curtain 7"(1986)él

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MARDEN HILLは僕の記憶が正しければ実態のないエルのアーティストの混成バンドです。エルは割とこんな感じのオシャレ成分多めなのが多いです。

 

The King of Luxembourg - Valleri

www.youtube.comルクセンブルグの王様が税金対策にバンドやってるっていう変な設定なんだけど、全然売れてなかったからお金なさそうなサイモンターナーのソロバンド。モンキーズの名曲のカヴァー。「レッツゴー!」がかっこよい。

 

 

The Camera Loves Me Would-be-goods

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 あとで面白いの出すのでちょっとこの感じ覚えておいてもらえるとありがたいです。ウッビーグッズ。

 

 

www.youtube.comこの人も図々しくも王様の名前だしてるし、ジャケがぶっ飛んでるんですけどもヨーロピアンなソフトロック感マシマシなルイ・フィリップ

 

渋谷系インスパイアなアイドル達

本当はエルについて語りだしたら一晩でも足らないのですけども、あまり動画を貼り付けても重たいのと、このBlogの主題としての、インディーズロックとアイドル音楽を結ぶ架け橋という理念から断念します。まぁ今思いついたんだけど

 

恋はイェイェ(新アイドルを探せ)FANCY FACE GROOVY NAME

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これをアイドルと呼んで良いのかわからないのですけども、フリッパーズの小山田くんと小沢くんのお互いのその。。。あれです。二人組の女の子が組んだ一曲だけのユニットで、片方が後のカヒミ・カリィさんで、ユニット名、芸名ともに名付け親は上記のルイ・フィリップです。すごいね、王様につけてもらって。

 

よし、ちゃんとした現代アイドル行きます。

 

バニラビーンズ「ニコラ」

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田島貴男氏がやっていたようなアシッドジャズ(シティポップ)系も渋谷系というならもっと幅も広がるんですけど、渋谷系アイドルとして絶対はずぜないのは間違えなくバニビ。去年惜しくも解散してしまいましたが。

 

地下アイドル界隈においては、こういったkawaii系と渋谷系をつなぐ音楽として「アキシブ系」と言われているみたいですね。まぁ間違いなくその代表はでんぱ組でしょう。

 

でんぱ組.inc「くちづけキボンヌ」6人ver.

www.youtube.comめちゃくちゃこの曲すきなんですよね。あ、未鈴ちゃんご結婚おめでとうございます。

 

チッ・・・・・・

 

 

sommeil sommeil 「恋は冬の香り」

www.youtube.com最近知ったんですけど、めちゃくちゃいいですね。ソメイユ・ソメーユ。

ライブ観てみたいです。

 

他にもたくさんあるんですけど、とりあえずこの辺で。

最後に変わり種おいておきます。

 

婦人倶楽部「旅とフェリー」 / FUJIN CLUB - Travel & Ferry

www.youtube.com佐渡ヶ島が観光促進打ったのはいいけど方向が明後日に行ってしまってる感がすごい好き。

よくもまぁこんな野宮真貴みたいなひとを新潟でみつけたよね。

 

 

ではでは!

 

 

アイドルとシューゲイザー

今日ですね。

HAMIDASYSTEMのトークイベントに行ってきたのですが、ゲストの内山結愛(RAY所属)さんが好きな音楽の話で

 

「最近シューゲイザーをよく聴いています」

 

と言っていたのですが、ハミシスのSheちゃんが

 

「え?なにそれ?英語の歌のこと?」

 

という人類みな兄弟的な大雑把なくくりを提案してたので、「そうです。英語の歌はすべてシューゲイザーです!」というゆるいBlogです。(アイドルの言うことは絶対マン)

 

実はシューゲイザーというジャンルはサブカル的にコアな信者が多いので、僕なんかが語れることはないのですが、が、故にSheちゃんみたいな人に「へぇ」と言ってもらえれば良い程度で正解かと。

あとはアイドル側でない人に、「へぇ」と言ってもらえれば良い程度で正解かと。

 

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左から内山結愛さん、英語の歌はシューゲイザーの人、Meちゃん

 

シューゲイザーってなんぞ?

wikiとか文字で見てもなんだかよくわからないと思いますので、それは後々サウンドを聴いてもらって「あ、こんな感じね」と理解してもらえば良いとして、語源としてはムースというバンドのボーカル、ラッセル・イェーツが足元の歌詞のカンペを見つめなが歌っていたことから「シュー(靴)ゲイザー(見つめる人)」と名付けられた音楽ジャンルです。

内山結愛さんに「マイブラとか」とヤジを飛ばしてしまったので、こんな感じですよ、というのを聴いてみてください。

 

 

My Bloody Valentine - Only Shallow (Official Music Video)

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 ギターのケビンが靴を見つめて演奏している感じ、ギターのしつこいリフの繰り返し、フィードバックノイズの中の浮遊感、ボーカルのビリンダのイッちゃってる感、時はセカンド・サマー・オブ・ラブ(第二次ドラッグブーム)真っ只中なので、基本的にはそういう人たちが陶酔感に溺れるための音楽です。

ただ、前にも言いましたけど、ドラッグには手を出さないでくださいね、絶対。べろべろに酔っ払ってヘッドフォンで大音量で聴いてみるだけでも疑似体験はできると思いますので。

 

で、僕もマイブラは全ての音源を持っているくらい大ファンなのですが、実はリアルタイムでこの時期を体験している人は、この後シューゲイザーを追っていない人が多いんですよね、僕を含め。

 

僕が思うに理由は簡単で、マイブラが他を寄せ付けないくらいの金字塔であったため、フォロワーのバンドが全てマイブラのコピバンみたいになってしまったのと、セカンド・サマー・オブ・ラブの終焉とともに、シューゲイザーというジャンルが、まるで毒を抜かれたかのようなポップなジャンルに変わってしまったからだと思うのです。

 

  Pia Fraus - Chromatic Nights

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ピアフラウス、僕は好きですけどね。ただ、陶酔的な浮遊感というのは全くない実に健全なシューゲイザーだと思います。

日本でも数多くのシューゲイザーバンドは生まれているのですが、そういうのは詳しい人のBlogを観てください。差別化を図りたい。

 

なのでちょっとした変化球を紹介させてください。

 

 

 

Spangle call Lilli lineseventeen」 (Official Music Video)

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 かなりアップテンポなシューゲイザーだし毒っ気はないものの、疾走感あふれる感じがかなり好きです。スパングルコールリリライン。ちなみに「SINCE2」というアルバムが今までの楽曲をDOPEにリミックスしているのでオススメです。

 

揺らぎ - night life e. p.

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 「ドリーム・ポップシューゲイザー」というジャンルがあるのですが、揺らぎはそういうジャンルに入ると思います。ただ、僕はベッドタイムシューゲイザーと呼んでいます。そんなジャンルはないのだけれど、寝る前にヘッドフォンで聴くと気持ち良いです。一曲目は「Soon」という曲なのですけど、マイブラでそういう曲ありましたね。

 

 

 

The Bilinda Butchers - HEAVEN

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病んでる人にオススメしたい、ビリンダブッチャーズ。バンド名はマイブラのヴォーカルからなのですが、音的にはドリーム・ポップ。ただ非常に病んでる。僕はとある時期にこれを無限リピートしていて死にたくなった笑

 

さてさて。今挙げたようなシューゲイザーは後に「ニューゲイザー」と呼ばれるくらい元祖のシューゲイザーのような陶酔感と毒々しさはないのですが、僕が度肝を抜かれた日本の女性4人組のバンドを最後に紹介したいのでぜひ。

 

 

SPOOL 1st Full Album " SPOOL " Trailer

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実はこのトレイラーにはないので意味がないのですが、マイブラの代表的なアルバム「LOVELESS」には曲と曲のあいだに意味のよくわからないしつこいほどのリフの繰り返しが挟まっていてこれが陶酔感を高めているのですが、彼女らのアルバムにも全く同じような短めのリフの繰り返しが入っているのでぜひフルで聴いてもらいたい。かなり毒々しいです。

全体としてはシューゲイザーなのですが、noodlesのような骨太のロックがあったりドリーム・ポップがあったりでバラエティーに富んでいてかなり楽しめます。

というか健全そうな女の子4人でよくこの音を出すよな、と。

 

アイドルのシューゲイザーについて

 ここからは「アイドルヲタク側でない」人への僕からのアプローチ

まずは僕がアイドルヲタクになるきっかけとなったBELLRING少女ハートより

 

 

BELLRING少女ハート — Orange Slumbers

www.youtube.com実はこの曲、ライブの度にいちいち泣いてたくらい好きなんですよね。ベルハーでシューゲイザーはこの曲のみです。

 

 

・・・・・・・・・ - しゅわしゅわEP

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・・・・・・・・・ -」という先のベルハーと違い、完全なシューゲイザーアイドルなんですけども、読み方はありません。ドッツと呼んでもいいしてんてんと呼んでも良い。一般的には「ドッツトーキョー」と呼ばれていました。今は解散しています。メンバーも全員「・」という名前です。

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というか彼女らの存在自体が一つのアート作品であったので、かなりコンセプトがガッチリしています。詳しい方のBlogとかありますので詳細はそちらの方へ。

 

そして最後に今日お会いした「内山結愛」さんのグループ、RAYより

 RAY - バタフライエフェクト/Butterfly Effect

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いやいやいや。

カッコよくないですか?原点のシューゲイザーに回帰するかのような音。僕はめちゃくちゃ好きですね。RAY。

 

ということで地下アイドルなかなかやるな!と思われた方。ぜひ足を運んでみてくださいね。楽しいですよ。

 

 

 

で、最後の最後に本当は僕が一番好きなマイブラの曲はこれですってのをおいていきます。

シューゲイザーじゃないような。。。。では!!

 

My Bloody Valentine - Feed Me With Your Kiss

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